ご挨拶

              第32回日本皮膚外科学会総会・学術集会
                      ご挨拶
 第32回日本皮膚外科学会総会・学術集会を2017年7月22日(土),23日(日)の2日間にわたり,さいたま市の大宮ソニックシティで開催させて頂くことになりました。埼玉県での開催は15年ぶり2度目となります。埼玉医科大学国際医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科もちょうど開講10周年となり,この節目の年に本学術集会の開催を担当させて頂きますことを大変光栄に感じております。
 今回のテーマ演題は,「低侵襲手術への更なる挑戦」といたしました。近年の手術デバイスの進歩・発展に伴い,あらゆる外科領域で手術の低侵襲化は目覚ましい進歩を遂げています。体表を対象とする皮膚外科領域ではこれらのデバイスの使用機会は少ないものの,低侵襲手術への様々なアイデアや工夫は,患者さんのためにも常日頃から絶え間なく追求すべきことかと存じます。このような低侵襲手術のアイデアや工夫をご発表頂き,参加者で議論・共有できればと期待しております。
 もう一点,今回は「皮膚外科の国際化」をテーマに英語でのセッションを企画いたしました。おそらく本学術集会の歴史において初めての試みと思われます.世界各地への御留学,技術指導のご経験を持つ先生方に「海外の皮膚外科の状況」について英語での講演をお願いしております。海外からのコメンテーターを含めて,現在の本邦の皮膚外科のレベル・立ち位置と今後避けることのできない国際化について,議論できればと思います。
 特別講演では,医療系雑誌の分野でご活躍されているイラストレーターの鈴木真実先生に講演をお願いしております。そのお仕事ぶりを交えた講演は,職人気質の強い我々皮膚外科学会会員にも大変興味深く,かつ参考になる内容になるものと確信しております。
 ランチョンセミナーでは,現在皮膚悪性腫瘍の診療を大きく変えた免疫チェックポイント阻害薬につき,肺癌領域から免疫学のエキスパートである各務博先生に内科医の視点から,皮膚癌領域からは竹之内辰也先生に皮膚科医の視点から,免疫チェックポイント阻害薬の基礎的な側面から現在および今後の役割・展望についてご講演頂きます。我々皮膚外科医が免疫チェックポイント阻害薬について正しい知識を持ち,外科治療と薬物療法を適切に使い分ける一助となればと企画させて頂きました。
 それでは「彩の国さいたま」の地で,皆様に楽しく参加していただけるよう,スタッフ一同全力で運営してまいります。どうぞお誘い合わせの上,お気軽ご参加ください。

2017年6月吉日

埼玉医科大学国際医療センター 皮膚腫瘍科・皮膚科
第32回日本皮膚外科学会総会・学術大会
会長 中村 泰大
事務局長 寺本由紀子